かなり更新を怠けてました。
秋田弁でいう”からっぽやみ”(怠け者)ってやつです(笑)
先日行ったDIYでの鋳物ストーブ設置のためのリフォームを、
数回にわたってブログに綴ってみようと思いますので、
お時間のある方はお付き合いお願いいたします。(*´ω`*)
私の自宅は築50年のボロ屋で、
二階部分は20年ちょっと前に新しくしてますが一階は手付かずのまま。
冬には薪ストーブを使用していますが、
ダルマ型ストーブは熱しやすく冷めやすいため薪を入れ燃えれば熱く、下火になればすぐ寒くなる。
実に効率の悪い暖の取り方です。
それに加えて、壁が薄く断熱材は入っておらず、至る所から隙間風が。
そこで熱しにくいが冷めにくい特性の鋳物ストーブを設置することにしたんですが、
煙突の径が106πから120πに変わるため壁の煙突穴を広げなければいけないため、
どうせなら壁、床、天井を剥がして断熱材を入れ、ついでに壁を壊しサッシをペアガラスにすることにしました。
まずは外壁を壊し古いサッシ(高さ6尺×幅9尺)を取り外します。
前もってサッシは注文しておきましたが、
古いサッシの正確な取り付け寸法が分からないため幅は9尺用のサッシの入り隅用、
高さは煙突が太くなりカーテンなどとのスペースを確保するため6尺用から10cmほど低い特注サイズとしました。
入り隅用にすることで9尺サイズより10cmほど幅が狭くなります。
ちなみに、現在では尺単位でのサイズではなくなってました(笑)
取り付けは至って簡単で、
基礎の上に乗った木(土台敷き)に古いサッシがついていたんですが、
新しいサッシで床とアングルをフラットにするためには15mmほど足りなかったため、
防腐剤を塗った15mmの板を取り付け。
左右の柱にも板を取り付けますが、
幅はサッシの枠を入れても両サイドに数ミリの隙間が出来、板の高さも同じく数ミリ高くなるように。(3〜4mm程度の隙間)
その両サイドに取り付けた板に乗るように木(まぐさ)をはめれば開口部の完成です。
まぐさはたわまないように天井部分(胴差し)と繋ぎます。
写真では中央部分に1本のみ支え(間柱)が入っていますが、このあと数本入れてあります。
開口部が出来たら開口部以外(外側)にコンパネを張り塞いでいきます。
板をカットしつぎ足しながら貼っていくわけですが、
つぎ足す部分は必ず間柱などに両方の板が乗るように。
サッシ上部に煙突を通すための”メガネ石”を入れていますが、
この部分は板を張らずケイカル板を張ってコンパネとフラットにしました。
板を張り終えたらタイベックなどの防水透湿シートを張ります。
シートは下から貼り始め、20cm程度重ねながら貼っていきます。
開口部に枠を入れると、下枠は土台に乗っていますが左右と上部枠は数ミリ隙間が出来ますが、
この隙間を使って枠を垂直に取り付けていきます。
枠取付ビスの部分に板を挟み垂直を見ながらビスを打っていきます。
この隙間は最終的に窓枠で隠れますが、
左右の隙間が違いすぎると窓枠から見えるサッシ枠の部分に差が出来て小さいサッシほど目立ちますので、
出来るだけ左右の隙間が均等になるように板を挟んでください。
外側のサッシ枠の耳の部分も留めたらブチルテープをサッシ枠の耳と壁をまたぐように貼ります。
ブチルテープも下枠、左右枠、上枠の順番で重ねながら貼ることで水の侵入を防げます。
私は両面タイプのブチルテープを使ったので、サイディングを張るまで片側は剥がさないでおきました。
枠がきっちり取り付けてあることを確認したら窓をはめます。
ちゃんと垂直を見ながら枠を取り付けていれば、
この時点で窓に隙間が出来たり鍵がキツかったりしても調整の範囲ですので心配なく。
鋳物ストーブ設置&リフォーム 2 へ続きます。